遠ざかる背中
追ひかけもせず見つめてた
はためく翼に
嫉妬なんかしたりした

何から始めりやいゝんだろう
模索する不自由な空
何から始めりやいゝんだろう
自分に打ち勝つ力が欲しかった

当たり前を投げ出して
独りぼっちで震えてた夜
二月に交はした約束に
そっと栞をはさんどこ

みんなの声が聞こえるよ
差し延べられた
手に泣き崩れそうさ
みんなの声が聞こえるよ
今日もこゝに立ってる

紙ヒコーキを子供のやうに飛ばしてた
いつまで経つても
大人になんてなれなかつた

何から話せばいゝんだろう
数へ切れぬこの思いを
何から話せばいゝんだろう
みんなに感謝と愛とありがとうを

明日へ向かうステエジで
共に誓ひはしやぎあお
知らず知らず育んだ
大切なメッセージ

いつも夢を忘れないで
辛い今に押しつぶされそうでも
いつも夢を忘れないで
今日もこゝに立つてよ

君の涙枯れるよう
待ってる仲間がそこにいる
いつもと同ぢこの場所
岩本町でいつもいつでも待ってる

僕の思ひ届くかな
君を笑顔にしていたい
僕の思ひ届くだろう
岩本町でいつもいつでも待ってる

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